Tools

売上 500 万円のフリーランスは法人化で損するか

年商 500 万円帯は、法人化すると **維持費負け** する可能性が高いゾーンです。 本ツールに事前入力された売上 500 万円・経費 150 万円・役員報酬 150 万円を起点に、 自分の数字で個人事業継続 vs マイクロ法人化を比較できます。

この売上帯のポイント

  • 法人維持費(年 30〜50 万円)+ 法人住民税均等割(赤字でも年 7 万円)が重く、節税効果を打ち消す可能性
  • 個人事業のまま 青色申告 65 万円控除(所得税法 143 条)を最大活用するのが定石
  • 小規模企業共済(年 84 万円控除)+ iDeCoで個人事業の節税枠を広げる
  • 例外:国保料が高い 30〜40 代単身者は 社保最適化マイクロ法人で逆転可能

入力

前提条件と免責
  • 都道府県:東京都(住民税均等割・国保料率・法人住民税均等割)
  • 青色申告 65 万控除を適用、扶養・配偶者控除なし
  • 法人住民税均等割は資本金 1,000 万円以下の最低 7 万円
  • 役員社保は協会けんぽ(東京都)40 歳未満・介護保険なし
  • 法人税系は実効税率(800 万以下 25% / 超 36%)で簡略化
  • 本シミュレーターは一般情報の概算であり、税務・法務の助言ではありません

年間で

個人事業主のほうが ¥166,904 有利

損益分岐点:売上が概ね ¥6,800,000 を超えると法人化が有利(経費 ¥1,500,000 / 役員報酬 ¥1,500,000 固定時)

個人事業主のまま

手取り(売上 - 経費 - 税・社保)

¥2,691,562

税・社保 合計

¥808,438

事業所得¥2,850,000
所得税¥94,502
住民税¥195,118
個人事業税¥0
国民健康保険¥308,698
国民年金¥210,120

マイクロ法人化

手取り(売上 - 経費 - 税・社保)

¥2,524,658

税・社保 合計

¥975,342

法人課税所得¥1,716,203
法人税等¥429,050
法人住民税均等割¥70,000
役員所得税¥13,079
役員住民税¥35,620
社会保険料 (本人+会社)¥427,593

フリーランスのまま続ける場合の論点

現状の売上規模では個人事業主のほうが有利です。法人化検討の前に整えるべきもの。

※ 本ツールは概算であり、最終判断は税理士など専門家にご相談ください。

売上 500 万円帯の現実的なアクション

  1. 個人事業 + 青色申告:65 万円控除で年 19 万円相当の節税
  2. iDeCo 月 6.8 万円(年 81.6 万円):全額所得控除、老後資金にもなる
  3. 小規模企業共済 月 1〜7 万円:全額所得控除、退職金代わり
  4. NISA 併用:投資非課税枠の活用
  5. 売上 1,000 万円超が見えてから法人化検討([シミュレーター](/simulator/uriage-1000man/) で試算)

関連シミュレーション

関連記事