開業届

開業届の提出方法|窓口・郵送・e-Tax を比較して選ぶ

開業届の提出ルートは 3 つ。所要時間・必要書類・控えの取り方を比較し、自分に合った提出方法の選び方を整理。

公開: 2026/4/27本記事には広告 (PR) を含みます

この記事で分かること

  • 開業届の提出方法 3 種類(窓口 / 郵送 / e-Tax)の違い
  • 各方法の所要時間・必要書類・控えの取り方
  • 状況別におすすめの提出方法

当記事は国税庁公式情報を参照したリサーチベースの解説です。最新情報は国税庁サイトもあわせてご確認ください。

提出方法 3 種類の比較表

方法所要時間必要なもの控えの取り方おすすめ度
税務署窓口30 分〜開業届 2 部・本人確認書類・印鑑その場で収受印を押してもらう
郵送数日〜1 週間開業届 2 部・本人確認書類のコピー・返信用封筒控えに収受印を押して返送される
e-Tax5〜15 分マイナンバーカード・カードリーダー or スマホ受信通知(電子データ)が控え扱い

1. 税務署窓口で提出する

流れ

  1. 管轄の税務署を 国税庁の管轄税務署検索 で確認
  2. 開業届 2 部(提出用 + 控え用)を印刷・記入
  3. 平日 8:30〜17:00 に窓口へ
  4. 受付で書類を渡す → その場で控えに収受印を押してもらう

向いている人

  • 書き方に自信がなく、その場で確認してもらいたい
  • 平日昼間に時間が取れる
  • 控え書類を即日確実に受け取りたい

注意点

  • 確定申告期(2-3 月)は窓口が混雑して長時間待たされる可能性
  • 平日昼間限定なので会社員兼業フリーランスには不向き

2. 郵送で提出する

流れ

  1. 管轄税務署の住所を確認
  2. 開業届 2 部(提出用 + 控え用)を作成
  3. 控え用の返送先を書いた 返信用封筒(切手貼付) を同封
  4. 簡易書留 or レターパックで送ると到達確認できて安心

向いている人

  • 平日昼間に時間が取れない
  • 税務署窓口が遠い
  • 急いでないが、紙で控えを残したい

注意点

  • 控えが返ってくるまで 数日〜1 週間程度かかる
  • 返信用封筒を入れ忘れると控えが返ってこない(多くの失敗例あり)
  • 開業日から 1 ヶ月以内ルールに対し、消印日が記録されるので余裕を持って送る

3. e-Tax で提出する

必要なもの

  • マイナンバーカード
  • IC カードリーダー、または対応スマートフォン(マイナポータル連携)
  • e-Tax 利用者識別番号(オンラインで即発行可能)

流れ

  1. e-Tax ソフト(Web 版)または freee 開業 / マネーフォワード クラウド開業届 にログイン
  2. ガイドに沿って入力(職業・住所・開業日など)
  3. マイナンバーカードで電子署名
  4. 送信 → 受信通知が即時返ってくる
  5. 受信通知の PDF が「控え」相当(屋号付き口座開設等で使用可)

向いている人

  • 24 時間いつでも提出したい
  • マイナンバーカード保有者
  • 屋号付き口座開設や補助金申請で控えを電子的に使いたい

注意点

  • 受信通知 PDF を「控え」と認めない金融機関がごく一部あり、その場合は窓口/郵送の収受印付き控えが必要
  • マイナンバーカード未取得の場合、別途取得(数週間)が前提

無料の開業届作成ツールを使う

書き方に迷う場合、以下の無料ツールが便利です。質問に答えるだけで開業届と青色申告承認申請が完成し、e-Tax 送信までできます。

  • freee 開業: 業種選択・税務関連の解説が手厚い
  • マネーフォワード クラウド開業届: シンプル UI、最短 5 分で完成
  • やよいの白色/青色申告 オンライン: 開業届と確定申告ソフトが一体

いずれも開業届作成自体は無料です。

状況別おすすめ提出方法

状況おすすめ
マイナンバーカード保有・在宅勤務中心e-Tax(最速・最楽)
マイナンバーカード未取得・記入に不安税務署窓口(その場で確認可)
平日昼間が取れない・カードもない郵送(夜中に投函可)
屋号付き口座を最速で開きたいe-Tax → 受信通知 PDF

まとめ

  • 提出方法は 窓口 / 郵送 / e-Tax の 3 つ
  • e-Tax が最速・最楽 だがマイナンバーカードが前提
  • 紙の収受印付き控えが必要な場面(一部金融機関)では 郵送 or 窓口
  • 無料ツール(freee 開業 / MF クラウド開業届)で書類作成自体は最短 5 分